転 男転がし

 「もう一度イッテみます? フンン?」
 「オッ!オオオオォ〜〜〜・・・・・・アフゥフゥフフフ・・・・」

 生気を吸い取られるような快楽の責めに、ヒクヒクと恍惚とした表情で陶酔しているが、顔をしかめ続けていたので、深い皺が刻まれたままになっていた。
 
この短時間で浩一の父は、どっと老け込んだようだった。 

 「たまらないでしょう? もう、忘れられなくなるわよ」ミサトを見上げる浩一の父は、快楽に陶酔したうつろな目をしていた。
 
 「もう一回? 」その一言に肛門がヒクヒクとわなないた。
 「ヒャッ」浩一の父は思わず悲鳴を漏らした。 しかし、ミサトはモノともせずに指をひときわ深く挿入した。
 「ウブゥ〜〜〜ンン・・・」薄く閉じられた目は、白目になっていた。

 「フフフ、ウットリされて・・・この快感を頭の中に焼き付けてあげる」指は付け根まで埋まり、ミサトはそのままズシズシと腰に突きを喰らわせてやった。
 「ヒェェ!フェ〜〜〜〜」浩一の父は、ガクガクと、何度も頭を仰け反らせた。

 「一生忘れられないようにしてあげる、もう旦那様は私の思いのままよっ」ズシッ、ズシッ、と後ろから背骨を伝って、重い鈍器のような衝撃が脳を突き上げた。
 「ヒ、ヒヒヒ、アウ、アウ・・・」

 「それ、イッテきなさい、何度でもイカセテあげる! 」ミサトは、いったん指をギリギリまで引き抜き、一拍休みをとってから、聞け、といわんばかりに、淫らな音をさせて、指を一気に突き入れた。
 「オオオッ!」ズズズッと肉を拡げながら、指がクネクネと進む。

 「アッハハッ、女みたいに〜、」今度は波が退くように抜きにかかる。 
 「オオオッオオオ〜〜〜」

 「旦那様は淫乱な雌犬みたいにぃ〜、」ミサトは指先で、コリコリと泣き所に指を引っかけた。片方の手も会陰部を撫でさすってくる。
 「オッホ!」

 「何度も、なぁ〜ん度も、何度でも!」ミサトの指先は内臓を掻き出すように抜き差しする。 激しすぎて肉筒が焼け火箸をくわえたように、熱い。
 前立腺が、男の泣き所が、ミサトの指先の上でコロコロと転がされるように、弄ばれている。
 「ハウ、ハウ、ハヴゥ〜〜〜!」
 
 もはやミサトの責めは、抗おうとして、抗えるものではなかった。 巧みな指づかいに体はすっかり従順にされ、浩一の父は、苦おしい快楽に翻弄されるままにあった。

 「ほら? イクといいわ!」
 「オオオオッ、オオオ〜〜〜ォ!」ひねりも織り交ぜたミサトの激しい抜き差しに、後ろから熱い官能の高波が押し寄せてきた。 

 「アグッ!アッフゥゥゥゥ〜〜〜ンン」
 崖っぷちに追いつめて、散々嫐り抜いてから突き落とすような残虐な責めっぷりである。 墜ちた者は、グルグルとその身を躍らせながら、快楽の波にもまれ、その荒れ狂う波に、深いどん底へと引き込まれてゆく。

 「どう?」後ろからミサトの声が響く。
 「ハ・・・ハフ、ハフ・・・」
 「気に入っていただけましたか? 」ニュッとミサトが顔を覗き込んできた。
 「ア・アア、フゥ〜〜〜〜」涙をにじませた潤んだ目で赤ん坊のように、わなないた。
 「フフフ、 気持ちよすぎて真っ白、ってところかしら? さ、まだまだイクわよ
 「ヒィ〜〜〜ン・・・」歪んだ表情は泣き顔のようであった。


 「あら!」
ミサトが素っ頓狂な声をあげた。
 浩一の父の肉棒の先は、トロ・・・と半透明の濁った粘液が真っ直ぐと垂れていた。
 それは、イクたびに、だんだん太く、永い時間流れるようになっていた。

 「あぁら、あらあら、大変、こんなにこぼれて・・・もったいない・・・」
 手のひらで受けてやり、その質感をヌルヌルと指で楽しむ。
 
 ニヤリとミサトは流し目をくれた。

 「ソロソロ溜まってきたようよ?」
ツイッ、持ち主の鼻面に指先を突きつけてやる。

 「いやらしいセーエキ、男のタネの匂いがしてるでしょう?」
 「は・あ・んんぐ!」我ながら、蟻酸を嗅がされたような不快な匂いに思わず顔を背けた。

 「フフン、ここをほじくってやりながら、こちらを・・・ 」
 ミサトの指がシンボルに伸びてきた。

 「ハフ、ハフ・・・」 
 「あらあら、申し訳ありません。放っておいたら、こんなにしぼんでしまって」またも、ミサトはわざとらしい声を上げた。

 浩一の父の肉棒は嫐られ続けたあげく、アナルの快感に翻弄され、少し萎え始めていた。完全に萎えたわけではない。
 大きさはそのままであるが、堅さと反り具合が若干弱まった程度である。
 しかし、ミサトはあえて言葉の責めを集中させた。

 「お尻をほじられて、チンポのことは忘れていたんでしょう?」
 その弾力性を楽しむように、指で挟んで揉む。

 「最後は・・・」優しく撫でさするように愛撫された。

 「メイドのオマンコの中にぶちまけたいのでしょう?」一オクターブ低い声でミサトが尋ねた。
 コクリ、と浩一の父は頷いた。
 「まぁ、いやらしい・・・」
 しかし、ミサトの反応に特別な変化は感じられなかった。

 「でも、こんなチンポじゃ私は満足できませんよ? もぉっーっと堅くて大きいチンポにしていただかないと」ジロリとねめつけた。

 「旦那様だって、こんなフニャチンじゃ、私のオマンコの締まりを楽しめないでしょう?」ミサトが目をうっすらと閉じて笑う。

 ガバッ、と覆い被さり、顔を預けてきた。

 「キュ〜〜〜ッって締め付けがあって、熱〜っくって、柔らかくって、グチョグチョに蠢いて、濡れ濡れになったメイドのオマンコ。 おいしくいただきたいでしょ? 」
 耳元にフゥ〜ッと、イキを吹きかけ、甘く淫らに囁いた。
 
 後ろを責めている指がひときわ強い刺激を送ってきた。
 「アフ〜〜ゥ!」
 「お尻の方でばっかり気持ちよくなって〜〜」

 「こっちはどうなの?」手のひらでクルクルと前を撫でてやる。
 「ハフ、ウゥゥゥ!」
 
 「お尻がそんなにイイの?」前と後ろ、どちらか一方ずつ責めて比べさせてやっているかのようだった。
 「アッ、アッフ、い、イイイグ!」後ろを責めているとき、浩一の父はひときわ高く嘶いた。

 「お尻のほうが気持ちいいんですね?」問いただすように、後ろを責める。
 「アグ、アウ、アウ・・・ウ、ウ、い、いい・・・」

 「だったら、もういりませんね? これ・・・」そのまま、前もゆっくりと慈しむように扱いた。

 「いっそ切り取っちゃいましょうか〜? アッハハハ、」突然、ギュウッ、と強く握られる。 声を上げて笑うミサトに、浩一の父もつられたのか、うっすらと苦笑いを浮かべた。

 スポッと、ミサトが指を抜いた。
 「あ!」
 ミサトはフン、と鼻息を漏らし、片眉をつりあげていた。
 片方の口角を耳もとに向かってつり上げ、片えくぼを浮かべている。
 
 「笑っているの? 本当に切るわよ?」ミサトは縛った後に使うつもりで、用意していた小型の綺麗なハサミをキラリとかざした。
 「ヒ?ヒェェ・・・エエエ!」

 「よろしいんですよね?」竿に冷たい金属の刃が当てられる。ミサトの目は真剣だった。

 「チョッキン、って・・・」ゾリッ、とハサミが押しつけられる。
 「ヒェ、ヒェ、」浩一の父は血相を変えて首を振った。

 「動かないでくださいね」
 じっとしていたミサトの指がハサミをゆっくりと、絞る。

 「チョキン!」
 「ビャッ!」
 浩一の父の体がビクン、と大きく震えた。
 ミサトが大笑いが部屋中に響いた。

 
 

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メイド 魔性の快楽地獄