転 男転がし

  「アッハハハ、まだ切ってませんよぉ! 旦那様ぁ? ねぇ? 怖かった? フフフッ、もう、すっごいリアクションだったわよ? おっかしい、フフフッ、アッハハ、ハァ〜〜、」ハサミをしまうと、ミサトはケタケタと享楽の笑い声を上げた。 

 ミサトが冗談めかして、意地悪に笑い、人差し指と中指でハサミの動きを真似てチョキチョキと挟みながら扱いた。
 傘の下を軽く引っかけられると、ウットリさせられる快感があった。

 「でも、このままじゃ、ねぇ〜?」笑いながら小首を傾げ、シンボルをつまんだ。

 「何とかしていただかないと・・・」ネットリと流し目をくれる。
 「アッ、フン!フグッ!フン!」浩一の父は全身全霊を我がの肉棒に注いだ。

 「ほら、がんばって、フフフッ」浩一の父を仰向けに転がしてやる。 あいかわらず服は手足にからまったままだった。

 ミサトはスカートをたくし上げ、浩一の父の上に馬乗りになった。股間を肉棒に押しつけてきた。
 腰をグラインドさせ、ヌルヌルになったショーツごしに、圧迫してやる。

 
 「ほら、がんばってくださいな。堅〜く、熱〜〜〜く、ビンビンに勃起したチンコ、わたしのオマンコにごちそうしてくださいなぁ〜〜〜フフフッ 」
 ズリズリと肉棒を上下に擦られる。
 「あああ・・・」

 「だめかしらぁ? ねえ? やっぱりいらないわね〜これじゃ?」
 亀頭の先をつまんで、プルプルと振って見せた

 「チョッキン、チョッキン、フフフッ」
 指でカニばさみにして弄んでいる。
 「アフッ、ウムッ! フンンン! フハァ・・・」

 「チョッキ〜ン、フフフッ」ゾッとするほど淫らな笑みで微笑みかけた。

 「フン!フグ!ウン!ウンン」
 ミサトの飴と鞭の言葉が、壮年の老馬の肉棒を奮い立たせた。
 オーバーワークに壊れそうになりがら、老朽化した血液のポンプが肉棒に活力を全力で注ぎ込んでいる。
 ミサトの手の中で肉棒は脈打ちながら、ゆっくりと堅さを取り戻し始めた。

 「フフフ、あら、堅くなってきた。 そんなにオマンコの中がいいのね、いやらしい」
 ミサトがショーツを片側にずらし、濡れそぼった肉ビラを見せつけてきた。

 「フ〜ン、そうなの〜、私のオマンコがいいのね? かたくなってきましたよ 旦那様のいやらしいオチンポ! 」
 パックリと開いた肉ビラに、手を添えて亀頭にそっと当ててくる。

 「ほら!」
 ピタピタと肉ビラに当てて亀頭をこづきまわした。

 「いやらし〜〜〜ビクビクひくついて! ほら?」
 「アウ!」ヌメッとミサトの肉ビラが亀頭に吸い付いてくる。
 しかし、挿入は許してくれそうにない。 肉ビラが離されると、淫らな愛液が糸をひいた。

 「ほ・ぉら! フッフフフ!」チュッ、と、繰り返してきた。
 「ハァッ、ハァー!」悲鳴に近い息づかいで浩一の父は喘いだ。
 ミサトの介添えで、ついに肉棒は、赤銅に染まっていきり立った。

 「発射準備よし? でも、今は駄目。もっとたくさん溜めておきましょうね! フフフッ」
 堅くなったのを見届けると、ミサトはさっさとスカートを下ろし、腰から、降りてしまった。

 浩一の父を横向けにすると、ミサトは再び後ろに責めを集中させてきた。
 「ああっ!」ミサトの残酷な焦らしに浩一の父は絶句した。

 「堅くしたまま、たくさん溜めておきましょう・・・」
 ミサトは指をアナルに突き刺したまま、片方の手をスカートの下に潜らせると、ショーツを抜き取った。
 「そのほうが、すごく気持ちよくイケますから・・・」

  シュルシュルと肉棒の根元に滑らかな絹の滑る感触。
 「・・・・・?」
 浩一の父が自分の股間をのぞくと、肉棒にミサトの履いていたショーツが被せられている。

 「まず、下ごしらえから・・・」 
 ツルツルの光沢を放つ、ミサトの黒い下着が堅く膨張を始めた肉棒にピッタリと張り裂けそうになりながら、吸い付いてくる。
 じわり、と根元にひもの食い込む感触。 ミサトは、片手で指先を器用に駆使し、口で補いながら、レースを結んでしまった。

 指が食い込んだレースをなぞってゆく。

 女の淫らな愛液をたっぷりと含んだ絹の妖しい感触、その上からなぞるミサトの指使いで、その食い込みはどんどんきつくなってきた。

 「きつい? ちょっと小さく縛りすぎたかしら? フフフ」
 ミサトの履いていたショーツはサイドがレース、ヒモになったタイプで、三角形のあて布の部分で肉棒を包み、レースの部分を巧みに交差させて、根元全体を縛り上げているのだ。
 それはまるで、節句に食べるちまきのような有様であった。

 ミサトは片手に持った、小さな容器のタブを親指で弾いてキャップを開けると、中の黄色い半透明のジェルを、丁寧にショーツの上から肉棒に擦り込んでゆく。 

 「フフフ・・・」
 しばし、無言で丁寧過ぎるほど擦り込んでいた。
 と、急に肉棒が熱く疼き出した。 ジーンとむず痒いような痺れに包まれ、もっと強く触って欲しくなる。

 「これ? ミサト秘伝のタレよ、おいしい料理にはかかせませんわ・・・」ミサトと目が合うと、ニンマリしながら、教えてくれた。

 「あ?あああ?」腰をくねらせると、後ろのミサトの指が応えるように、クイクイ、クイクイクイ、と動き出す。
 「アゴォォォ〜〜〜」

 「フッフッフッ、浸みこんできたでしょう〜?」

 「いいでしょ、エッチな味付けをしてくれるのよ、ウ〜ンン?  効くでしょ〜?」熱く、痒みをともなったなんとも耐え難い疼きであった。

 「さっきより更に気持ちよくなってきたんじゃなぁい? 」ミサトの指が羽箒のように、軽く触れただけで、ゾクゾクとした気持ちよさが全身の体毛をざわめかせた。

 「おいしくいただくには、隠し味が重要ですから!」
 
「ウワッ、ウワッ、フワッ、アアアァァァ〜!」

 「おいしそうに、ギンギンになってきてますよ〜」
 「ほお、うほぉおおお〜」

 「こっちはパクパクですよ〜」
 ミサトの指が激しく後ろの穴を出入りし出した。
 口の中からよだれが溢れ、枕から、シーツにシミを拡げてゆく。

 
(死ぬ! 逝ってしまう! 責め殺される!)快楽の中で浩一の父の本能が警鐘を鳴らしている。

 「うが?あああああい、い、いつっ、痛、痛たた!」
 とろけるような悦楽を遮って、いつのまにか肉棒に、否めない痛みが襲いかかってきていた。 痛みがどんどん強くなってくる。イクどころではなく、無視できなくなってきた。

 「い、ホンジョっ、いい、痛い、よせ、やめろ!」
 「んん? どうされたんですか? 旦那様ァ?ッハハハ」

 そのヒモが生地に包まれた肉棒をなぞる指の刺激によって、どんどん膨張する肉棒にギリギリと食い込み始めているのだ。
 最初に結んだ根元の締め付けが一番きつくなってきているのだった。

 「あぐ、ぐ、な・・・なに、こ、これは? わざとし、縛ったのか?」
 後ろを巧みに責められながら、浩一の父は朦朧とした顔で尋ねた。

 「フフ、ハぁイ、ここがコツなんです、たまらないでしょう。身が崩れないように、縛っておくんです。 だ〜いじょうぶ、これ以上は痛くならないはずよ、だんだんと煮詰まってくる今のうちだけだから〜、どうかご辛抱くださいね〜? 」
 料理番組の講師よろしくミサトは説明した。 鍋をかき混ぜるようにミサトの指がクルクルとちまき状に包まれた肉棒を弄んでいる。

 「痛みはそのうち・・・フフフフ・・・」意味深にほくそ笑んでいる。

 「アッフッ、うぐむ、せ、よ、よせ・・・ い、痛、ほ、ほどいてくれ!」息も絶え絶えに訴えた。

 「あらぁ・・・」
 肉棒に不自由ながらも手をのばそうとすると、ミサトが手首を掴み、そのまま後ろ手にねじ上げた。

 「あああ!」
 スポッ、とミサトの指が後ろから抜かれ、両手が服を脱がし始めた。

 「フフフッ、しょうがないわね〜暴れるんだもの・・・」
 指サックをした指で触れないようにしているので、怪我した指をかばうような手つきとはいえ、経験豊富な介護士のような手慣れた順序である。
 足首と手首に衣服を固め、ポケットから、小さな赤い組ヒモを取り出し、片手でほぐすと、クルクル巻きつけて衣服ごときつく縛ってゆく。ベテランの包装係りのような手ぎわの良さだった。

 「ああ、な、何をする、や、やめろ!」

 「フフッ、だめ。こらえ性のない旦那様にこれからもっと気持ちよくなっていただくには、こうやって縛るのが一番効果的なんですっ!」

 ニヤニヤ笑いながら、手慣れた手つきで両手を後ろにねじり上げられてしまう。女とはいえ、何度も数をこなしてきたような手際の良さで、あっという間に手首を縛り上げられてしまった。
 小さな組みひもで足りないところを、ミサトはエプロンを代用した。 瞬きする間に、ミサトがぐるりと足に周り、足首を掴みひとひねりする、関節をねじられ、浩一の父はてこの原理でベッドの上をバタン、と転がる、
 ポキン、と、筋がずれる音が響いた。

 「イッ痛い! ホンジョッ!」

 「ハイハイ、痛くない、痛くない、逆らうと痛いんです」ピシリとはたくように、訴えをはねつける。

 「何も痛いことはしませんから。力を抜いてメイドに任せてください。今までにない、もっと気持ちいいことをしてあげるんですから・・・」目を覗き込んでくるミサトの眼差しは、冷たくキラキラと光っていた。

 「旦那様は、もっとたくさんセーエキをだして喜ばれることでしょう・・・」 
 ミサトは素早く脚からパンストを脱ぎ、端を口に加え、強く引っ張って一本のナイロンの縄を即席でこしらえた。
 
 「み、ミサト、止めて、痛っ、痛い痛い!」
 「フェンニ、フフッ、ン・ンン、変に逆らうと歩けなくなることもありますから、力は抜いてくださいね」
 脚をねじって固定したまま、ミサトは足首を束ねると、グルグルと蜘蛛が獲物を捉えるように縛ってゆく。 あっという間に、パンストでこしらえたナイロンの縄が、キリキリと足首を縛り上げてしまった。

 「ウワッ、み、ミサトお姉様! ミサトお姉様! 堪忍してください!」
 
 「フフ〜ンン?、だめって言ったでしょう? 先ほどよりも、七転八倒されることでしょうから、今度はキチンと手足を縛っておきませんとね! 」
 「う〜、痛い、イダ〜イ! イダァ〜! ミザドおデェダバ〜〜、イダイダイイダイ!」

 パシーン!「ヒッ!」

 「ウルサクしない!」
 全身が張り裂けるような鋭い平手打ちが臀部に叩きつけられた。

 心臓が、心拍をやめるような、鋭い一喝であった。
 「ハ・フ・・・ヒ・・・ハフ、ハフ・・・」自分がこれから何をされるのか、不安と恐怖、縛り上げられた惨めな姿、羞恥心で涙がこみ上げてきた。 見つめながら覆い被さってくるミサトの姿が歪んだ。
 ミサトのハサミはどこだろう? 浩一の父の胸中には、不安が快楽の狭間に見え隠れしていた。

 「シーッ、シ〜〜〜ッ、フフッ、いい子にしないと、本当に痛くしますよ・・・真っ赤な手形の浮かび上がった尻を優しく撫でてやりながらミサトは優しく諭した。

 「・・・」声が出せなくなった。

 「いい子にしてなさいね、フフッ」ツツッと爪の先でショーツに包まれた肉棒をなぞり上げながら、言い聞かせた。

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メイド 魔性の快楽地獄