転 男転がし

 「とっても痛いわよ・・・お尻の穴が裂けるんだから・・・」

 「でも、気持ちいい・・・忘れられなくなるんだって! 最初は死ぬほど痛がってたくせに、みんな私に犯されてゆくうちに、この痛みが愛おしくなってくるわ・・・ 痛くて、すごく痛くて、どうしようもないけど、だんだん好きになってくるの。 旦那様もこの痛みがだ〜〜い好きになる・・・」

 ミサトは目を爛々と輝かせ、衰弱している浩一の父を、手の平で押さえつけながら話し続けた。 まるで肉食獣に捉えられた獲物のように、前足で押さえつけられている。 キングサイズのベッドの上は広く、ちょうど真ん中に位置しているので、どこへ逃れようとしても、同じである。 ミサトは低い声で話しかけながら、浩一の父を俯せから、仰向けにひっくり返し、脚を抱え上げた。足首を縛られているので、両脚を折り畳んで、胡座をかいたような格好で仰向けに寝かされる。 ミサトが目を見つめながら、続けた。ミサトの話しに耳を傾けている分には、とても心地イイ気分にさせられた。 ミサトの声が、言葉がたまらなく心になじむ。
 意識が混沌としてきた浩一の父には、ミサトの言葉の意味が漠然として、危機感が感じられなかった。 ミサトの言葉に心を開くことが、どれほど危険かは、この先実際に奪われて初めても理解できないだろう。 

 「でも、今は痛くて怖くて、不安で泣きたくなっている。 とってもいいのに、泣きたくなる。なぜかしら? それは歓喜の涙かもしれませんね・・・わたしに犯されて女の喜びを知る歓喜の涙。 それとも、女に犯され凌辱される屈辱の悔し涙? フフフ、私の言葉通りに痛くて、気持ちよくなるのよ。 最後はたまらなくなってよがり狂うのよ、旦那様もね。 そうなるのよ! 絶対に。必ず。イヤ? うれしい? 」 
 口を差し挟む余地も与えず、ミサトは更に話し続けた。
 「どちらにせよ、まず旦那様は泣きます。男のくせに、女に犯され、奪われてオンオン泣き出しますよ。 男に犯された処女みたいに、泣き出すんです。もう、目が潤んでますね。フフフ、そうやってだんだん言葉通りになってゆくんです。他の男達のようにね・・・」

 「泣くのはかまいませんよ・・・ たっぷり涙を流して見せてちょうだい。そしてその涙を味わわせてくださいな。 前から言っているでしょう・・・涙は痛みを癒してくれるって・・・」
 上辺だけ慈愛に満ちた意味深の笑みでミサトは微笑んだ。
 「さ、かまいませんから、涙をこぼしちゃいましょう。 理由はどうあれ、まず泣かせてさしあげましょう。 死ぬほどの痛みを味わわせて思いっきり鳴かせてさしあげます」
 浩一の父は唇をワナワナと震わせるしかなかった。

 ミサトは痛いぞ、と執拗に繰り返した。 今までと違い、どんなに、とろけていても、この言葉は怖かった。痛みを存分に味わわせてやると宣言しているのだ。痛みを与えるから、受け入れろ、と命令しているようなものだった。 とても痛い、と暗示を掛けられようとしていた。 言葉で暗示をかけて、死ぬほどの痛みを感じさせる為だ。

 浩一の父のアナルは、例の催眠導入を使えば、何の苦もなく受け入れるところまで開拓されている。 言葉でフワフワに緩ませてしまえば、ツルンとくわえ込んでしまうだろう。 しかし、それではミサトがおもしろくない。  ミサトは男の涙が大好物だった。 苦痛と屈辱にまみれ、ミサトに犯される時、きつく閉じられた瞼からわき出す稀少なエキス。この涙こそミサトが欲したご褒美。この凌辱の極みから流される涙を味わう為に、ミサトは男を狩る。 

 「もう観念したの? 覚悟はできた?」ミサトの素の声に、朦朧としていた浩一の父は、ハッとして、今の状況を思い出した。ミリ単位でミサトのシンボルがアナルを拡げ始めていた。 

 「そおぉぉら、死ぬほど痛い。 痛くて死にそうだ。 大変よ! 旦那様、引き裂けそうになっているわよ!」ミサトがわざと声を荒げて煽ってくる。
 「イイイイ、ヒィィィ! やめて! 死ぬぅ!」甲高い裏返った声で叫んだ。 叫んでもやめてくれないだろう。 心とは裏腹に、体はミサトの仕打ちを歓迎している。抗おうとして括約筋を締めようとしても、パクパクと口を開くだけで、まったく言うことを聞かない。シンボルも期待にヒクヒクと下腹部を打ち、震えていた。
 自分の体がミサトに支配されている。ミサトに従順に反応している。 自分だけが、自分の心だけが、支配から逃れようとした為、見捨てられ、拒絶されたような悲しみ、奪われた者の悔しさがぐんぐんとこみ上げてきた。  壮年の男の目はみるみる潤んできた。
 「そうそう、目が潤んできたわね・・・ンン?」潤んできた獲物の瞳に、ミサトは強い期待と関心を抱いた。
 「アラ、零れそう、旦那様、零れそうになってますよ」言葉で煽って更にその先を促してやる。
 「零れる、零れちゃう。ほら、ほら! あっ、零れる!」ミサトの言葉が魔法のように、浩一の父の生理現象を操る。浩一の父はハラハラと涙で頬を濡らし、しゃくり上げるような嗚咽を漏らし始めた。
 「ア・・・アア〜ンン、ボロボロ零れだした。アア〜ン、どんどん溢れてくる。 ほーら。泣き出した、フフフ、涙が止まらな〜い、旦那様はメソメソ泣き出したぁー。フフフ、アッハハハ、アッハハハハハ、なんて綺麗な涙かしらぁ、これが欲しかったの、ありがとうございます。では、味見させてもらおうかしら」
 「どれどれ、」ミサトの唇から、堅く尖らせた舌が突きだした。
 その舌先でチロチロと涙をたどり、唇を吸い付かせると、喜々として涙をすすった。
 「フ〜〜〜ンン・・・」
 目を閉じて天井を仰ぎ、舌で口の中の涙を転がし、コロコロと喉を鳴らしている。獲物を値踏みしているような不安な沈黙が長く感じられた。 と、ミサトはそのままの姿勢から肩を小刻みに震わせて笑い出した。歯をみせ、ゾッとするような笑みをこぼした。

 「ンーー、フフフ、これよ、これ。この味よ、旦那様」
 「おいしい! 旦那様の涙は極上よ。もっと味合わせてくださいな、」あまりのミサトの喜びように怯える浩一の父をよそに、ミサトは更に舌で涙をすすった。
 「もぉ思いっきり搾り出してやりたくなるわ!」ミサトは俄然やる気満々で身を乗りだしてきた。
 「ダッ、駄目ですっ!入りません!ヤメディィイイイイイ!」
 「ン〜〜〜、楽しみね、まだ先っぽも入っていないのよ?」ミサトの唇が耳まで裂けんばかりにつり上がった。
 「ヒィィィィィ〜〜〜〜」ミリ、ミリ、と、窄まりが拡がってゆく。
 「これくらいで、」後ろから火のように熱いくさびが突き進んでくる。
 「ンググググ!」堅く閉じられた瞼から一筋の涙。蛇のように、ミサトが背後から頭をもたげ、頬を伝うそのエキスをすする。
 「そんなお声がでるようでは・・・」更に斜めから。
 「アアアア!」
 「この先、どんな綺麗な声を聞かせてくれるのかしら?」先端が割れ目にそってなぞり上げてくる。腰全体が熱く疼いていた。
 「フフ、旦那様の悲鳴・・・思いっきり、聞かせてくださいね」
 「あっ!」
 ミサトは一旦、腰を軽くバックさせると、一気に前進した。
 砲弾のように、黒光りするその先が、容赦なく貫いた瞬間、耳を聾するような雄叫びが上がった。 ミサトは目を閉じ、浩一の父の瞼から搾り出される涙をすすりながら、耳でその雄叫びを思う存分堪能した。ミサトにとってその雄叫びは赤ん坊の産声のように、耳に心地よく響いた。 浩一の父はどん底から更にその下に墜ちた。

 それ以来、豪奢な屋敷の窓が内側から粉々になるような、人外の悲鳴は、きっかり三日おきに響き渡ることになった。

 「今日は三日目よ」
 毎週二日間、享楽の喘ぎを上げさせられ、三日目に断末魔の悲鳴をあげさせられるのだ。 三日目は地獄であった。 が、ミサトの呪縛の紐と、言葉に翻弄され、陶酔状態に導かれた状態で始まるので、もうその時点ではなすがまま、されるがままであった。
 それが、繰り返し、繰り返し、繰り返された。
 そのうち、ミサトの宣告した通り、良くない傾向が現れた。 三日目が苦痛でなくなった。 当たり前の習慣のように、受け入れられるようにされてしまった。


 
 「もう、痛くなくなったみたいね・・・」
 朝の日差しが強くなり始める季節、ミサトが咀嚼したベビーフードを昼食に済ませた浩一の父は、青白い裸身を例の組み紐で綺麗に縛られ、ミサトのシンボルを受け入れていた。
 「ハン! ハアァ! アア!」 快感を感じ始めた浩一の父の腰を突きながら、ミサトはほくそ笑んだ。 暖かくなり始めたこともあって、ミサトは汗をかいていた。
 上半身は露出度の高い制服がピッタリと汗で吸い付き、豊満な乳房で膨らんだ薄いサテン生地には、堅く尖った乳首が、くっきりと浮かんでいた。 ミサトは制服の下に下着を付けないことがたまに見られた。 腹部から、腰にかけて筋肉質な肢体がしなやかにくねる。 まくれ上がったスカートの下から、黒いシャフトが垣間見える。 それはテラテラと光沢を放ち、浩一の父の性器を出入りしている。 ミサトは尻文字を描くように、腰を縦横無尽に使い、シャフトを支点に大きくローリングさせて、浩一の父の器ををかき回した。 「おおん!」微妙な角度が最も敏感なスポットを押しつぶす。
 グイグイと力強く腰を使うミサトは、解れた髪が横顔を覆うのもかまわず、時々その下からチラリと残酷な笑みを覗かせる。
 「あっ、あっ、あっ」苦痛の喘ぎではない。傷口に出来たかさぶたが痒みを煩うようにジクジクと疼く。 掻きむしった時のゾクゾクと寒気が走る快感を思い出させる。人外の悲鳴は歓喜の喘ぎに変態を遂げていた。
 「フンン? だいぶこなれてきたわね、もう、三日目が待ち遠しくなった頃じゃない? 」ミサトは指先で浩一の乳首をきつく引っ張ったり、指で押しつぶした。プチッ、と何かが切れるような刺激に目の前の情景が真っ白にくらんだ。 
 「ヒッイィィ!イグ!イグ!」もう、拘束の紐が手足を固定する必要はなかった。ただ、感じやすくする為だけに、胴体にきつく食い込んでいる。 ミサトが抱えやすいように、転がしやすいように縛られていた。 両手で腰に食い込んだ紐をグイグイと引っ張り、悶絶する男に無理矢理激しい腰使いを与え、更に狂わせてやった。
 容赦ない快楽の奔流に溺れさせてやった。 逃れ腰になるのは許さない。思いっきり腰を振らせてやった。
 「いいわよ! イッテらっしゃいませ!」
上気した顔でミサトが煽る。
 「イキナサイ! そら!そら!」ゴツン、ゴツンと、恥骨を打ち付けるようなミサトの腰使いが、浩一の父の尾てい骨から脊椎を快感で貫いた。食い込む紐に手をかけ、腰を振る仕草は馬を操っているようだった。 男を快楽の狂喜に駆り立てるその手綱さばきは、熟練の域に達していた。
 「オオ〜〜オ!」男がイッて、ベッドに沈みそうになると、ミサトが手綱を引き絞って起こす。女に後ろを犯される男は無理矢理体を引き起こされ、再び絶頂に駆り立てられてゆくのだ。
 「そら、ハイ、ドウドウッフフフ!」ミサトがおふざけを口にする。
 「そらそら、ほら!」「オ・オ・オ・」
 「フフフ、いいでしょう? たまらないでしょう? もぉ、たまんなくてやめられたくなくなってくるでしょう?」
 「もう三日目が待ち遠しくなってるんでしょう?」

 「メイドさんのデカマラが恋しくて、欲しくて、苦しかったんでしょう?」
 「これが終わったらまた三日後よ、フフフ、待てるかしら? 旦那様は我慢できるのかしらぁ?」

 「ア・ア・ア・ア・」
 「さきほどは、疼いて仕方がなかったんでしょう?」
 「いやらしい! 旦那様はホントにいやらしい変態に墜ちましたね」「わたしのデカマラが食べたくて、ここはジュクジュクにぬかるんでますよ! ほら! ジュクジュク!」
 「ア・ア・ア・ア」
 「旦那様のケツマンコ、ガバガバにゆるんじゃってますよ〜」
 「まるで柔らか〜〜いバターに、熱っつ〜〜〜いナイフを突き刺しているみたい、とってもスムーズ、滑らかになってぇ」
 「ほら」
プス、「ほらほら」プス、と静かな音だった。一つ突かれるたびにオーガスムスが突き抜けてゆく。
 「オオ!」
 「ほらほら」プスプス、ミサトはことさら大きなスイングでシャフトを出し入れした。ブスゥ〜〜〜聞くに堪えない音だった。
 「オ!、オォォ〜」対照的な喘ぎを上げていた。
 「とってもスムーズ、もっと滑りをよくしてあげる」ミサトがディルドーを乱暴に引っこ抜くと、そこは、ポッカリと洞穴が穿っていた。観るからに淫らなピンクの内壁がヒクヒクとうねっている。 例の赤いジェルをタップリとアナルにめがけてたらし込む。
 深いその奥までトロトロと垂らしてやる。「フフフ・・・」
 もちろん、ディルドーにもたっぷりとまぶしてから、再びその砲弾のような先端をねじり混んでゆく。 卑猥な音が噴き出す。 「プッチュ〜〜〜〜ンンフフフ・・・イヤらしい音ネェ〜? あふれちゃってまあ、どうでしょうね。 この変わりようは?」シャフトがズブズブと挿入されると、端から、ヌルヌルと潤滑剤がはみ出してきた。それを前の萎びたシンボルに分け与えてやる。
 「アアゥ、は!」ミサトがヌラヌラと指で弄んでやると、浩一の父は女のような裏声で悶えた。
 「ここは、なぁに?」ミサトが上機嫌で尋ねた。
 「あああ、そ、そこは・・・」「んん? なぁに? 言ってごらん?」
 「ち、チンポです・・・」「フンン? そう? 昔はチンポでも、今は違うみたいね・・・」「は?」ミサトが、手に包んで揺すった。 「これはね、クリチャン。 ペニクリとも言うわ」
 「ペニクリ・・・」「そうよ・・・ペニクリ・・・」指で海鼠のようなシンボルをグリグリと弄んでやると、「ハァンン・・・」浩一の父は小さく喘いだ。
 「ペニクリ感じちゃう?」「は、感じマフ・・・」
 「こっちでイキたい? ん? イカせて欲しい?」
 「なぁに? 違うの? フフ、」
ミサトが指を滑らかに絡みつかせてやると、つたないながらも、フルフルと膨張の兆しが見られた。
 「ウッフフフ、わかってるわよ、こっちがいいんでしょう?」
 「こっちより・・・こっち?」
後ろの性器をノックした。
 「アァ、」浩一の父は黙って頷いた。
 「フフ〜ン、柔らかいままなのに? まだ感覚があるのね・・・」
 「え?」
 「可哀相だけど、だんだん感じなくなるわよ・・・」「エ?」
 一瞬ミサトの手に包まれた性器に縮み上がるような冷たさを感じた。 目をあわせたミサトの目が冷たく光った。
 「これからはこっちで感じるのよ。だからここはもう堅くする必要がなくなっちゃったわけ」ミサトが宣告しながら、腰を使い始めた。 ゆっくりと、ひねりをくわえながら、シャフトが出入りさせると、潤滑剤は肉筒にヌラヌラと吸い込まれてゆく。 シンボルを弄ばれる快楽とは比べものにならない快感がゾクゾクとあふれ出してきた。
 「ハァーァア・ア・ア・ア・」浩一の父は再びカウンターテナーで歌い出した。 「こんなに感じるんだから必要なくなったのよ」
 「汚いセーエキは垂れ流すだけだから、これでこと足りるでしょう?」
浩一の父は悶絶しながら、目を大きく見開いた。
 「こっちのほうが、ずっと、ずっと、ずぅ〜と、気持ちいいでしょう?」ビチャン、ビチャンと男と女の肉体がぶつかる音が響く。
 一瞬にして今が全てを押し流した。 快楽が世界の全てを真っ白にくらましてしまった。
 「ハヒィィィ〜〜イイ! イイデスゥ! イッッヂャウ、い、イヒッッヂャイマフ!」ミサトの快楽メドレーが始まった。
 「フゥ〜〜〜ンン? 何度でもイケルわよ、ホラッ」ミサトは伴奏を請けおってやった。 サビを効かせたおなじみのイントロを腰がスイングする。
 「ヒャッアア!」
 後ろの肉筒に、カッと、火のような疼きが拡がった。 
 「もう、チンポで一回イッテおしまいってことはありません!ここは何度でも、イクようにしてあるんですから! チンポなんか必要ありませんよ? なくなったってかまわないでしょう? 忘れちゃいなさいな、あんなもの! ここにあるのはクリチャン! いやらしい旦那様のペニクリよ! 時々可愛がってあげるけど、これからはここ!」
 ズシ〜〜ン、と、ことさら強い衝撃が脊椎を痺れさせた。
 「ここよ! 旦那様のオケツマンコ!」アレンジをくわえながら、続けて第二、第三の衝撃が大波小波で押し寄せてくる。
 「ヒヤァ! ヒィッ! ヒェッ! 」口角から泡を吹きながら浩一の父は悶絶した。
 「ここ、で旦那様は新しい快感によがるのよ!」ミサトが腰をくねらせ本格的なストロークを繰り出してきた。
 脚を抱えあげ、ひねりをくわえながら、ドリルのように、穴を拡げながら、進んでくる。抱え上げた腰をグルッとひねり、繋がったまま、浩一の父を半回転させた。ミサトは俯せに転がってそのまま、状態をひねって腕立ての体勢を維持した。
 「ヌオオッ!」浩一の父は思わず顔を両腕で覆って仰け反った。
 「ほらほら、どう? ペニクリと比べてどっちがいいの?」
 浩一の父は仰向け、ミサトは俯せで、互い違いに反転した体勢で繋がっている。ミサトが振り返ってしたり顔で笑っている。
 「イイデッ、イイデス! ペリクリよりずっと、ヒィィヤ〜」
 「ペ・ニィ! ク! リ! ペニクリよ!」「ペニクリよりいいですぅウッ!」 「そうでしょう! オケツマンコのほうがいいっていってごらん! ペニクリよりオケツマンコがいいっって! ほら、早く!」 再びミサトが反転した。
 「ウオォォ!ヒッェ〜〜」素早く片脚を抱きかかえ、激しくスイングする。
 「あああ、オケツマンコいい! ペニクリなんかよりずっといいでふ、アッアッ、イグ、ヒッ! まだイッヂャウ! ヒィッ! イイイイブッゥウ〜〜〜ンググ!」

 「ほらほらほらほらほらほら、ホラッ!ホラッ!」脳みそをミキサーにかけられたように、発狂寸前の喘ぎが溢れてくる。
 「ヒャッ! アン、アン、ワア・アワ・ア・ア〜」
 「もっと激しいのはいかが? 」
 「アワッ!」
 「いくわよほらほらほらほら!」仰向けの浩一の父の下腹部を両手の平でグイグイと押さえて内臓を圧迫しながら、シャフトを出し入れしてやると、手の平にディルドーのうねりを感じた。
 「ほら!」内臓を砲弾の先でかき回される悶絶ものの責めであった。
 「死ぬ!ヤベデ!ヤメテ!ヒィィ!ヤエテ〜〜!」
 「ほぉら」スッと責めを加減してやりながら、問いただした。
 「どう、どうなの? 旦那様ぁー? 言わないともっと激しくしますよ! 串刺しにされたいの〜?」ズブズブとゆっくり突き入れながら返事を迫る。
 「ああ!いい!いいいでふぅ! 」
 「それだけ? 旦那様はそれだけなの?」
 「いい!ミサトおねえはまのチンポいいでふ!」
 「そうよ〜〜〜大きくて!」グルンと下からすくい上げるように腰を突き上げる。
 「アグア、おっ大きくて、いい!」
 「そぉう! ふっとくて!」 ドスンドスンと突いてやる。
 「フッフトイ、ヒ〜〜〜」
 「オケツマンコに最高でしょう?」グルグルとローリングしてやる。 「オオオ、オケツマンコ最高でふぅ〜〜」
 「ヒッ、イグイグイグ、イッヂャヴゥ〜〜〜〜」
 「変態の旦那様には最高でしょう?」ズッズッズッと小刻みに突いた。
 「メイドにオケツマンコ掘られて〜」ズズゥ〜〜、と先まで引き抜いて、再び挿入してゆく。
 「ンブアァッ!」
 「激しく突かれるのがたまらな〜〜〜い、旦那様はどうしようもない変態でぇ〜す、フフフ、アッハハハ!」
 「アアアン、ヤメテ〜〜イ、いっ、いっぢゃう!ヒィ〜〜〜」

 「ダメよぉ、嘘をついては〜、イキたくて、イッテもイッテも、イキたりない淫乱な雌犬ワンチャンのくせに! やめていいの?」
 「ハァァ〜ン!」
 「この角度最高じゃない! 大好きでしょう? ほらほらほら旦那様の大好きな場所に当たってたまらないでしょう? これ、ほら、このリズムがお気に入りでしょう? やめちゃってもいいの? ねっ、よろしいんですかぁ?」
 「ああ〜〜〜ん、やめないでぇ! 変態です! わわわ、わたしは、へ、へぅ! へっへぇ!へ、変態の雌犬ワンチャンです! つ、づ、づっ! つ、突いて、もも、もっど、突いていでて、くだだい!」
 「でっしょ〜〜? ほら、ほら、メイドさんに突かせてばかりじゃだめよ! 自分でも腰ふってごらんなさいな! ほら、どうどう!」「ハヒ!ハヒ!ヒィィィ! わだぢのオケツマンコ、もっとついでぇ!」
 「ダメダメダメダメ! 勝手に振ったりしたら! メイドさんの腰使いに、ちゃんと合わせて振らなきゃ気持ちよくなれないでしょう? 一緒に合わせるのよ!ホラ、ワン・ツウ!ワン・ツウ・スリィィィーー」
 「ヘェエエエ〜〜ヒイィィィ〜」
 「なぁに? コレぐらい付いてこれないの? ここから更にテンポを上げるわよ! ホラホラホラホラホラホラ! 」
 ミサトが狂ったように腰をクネクネとスイングする。
 「ぶわぁっ!」歯をカチカチと鳴らし、泡を吹きながら浩一の父は無我の状態で腰を振り続けた。 しかし、合わせようとして合わせられるものではなかった。ミサトの腰使いは幾多の男をよがらせてきた百戦錬磨のスイングである。 誰でも真似できるものではない。 ましてや後ろの快楽を覚えて間もない壮年の男が今更覚えられる動きではなかった。 合わせようとして、テンポがはずれると、ミサトの平手が腰に打ち付けられる。ピシャーンと大きな破裂音が部屋中に響き渡る。 叩かれると浩一の父のシンボルが、ヒクヒクと痙攣する。 そのたび、浩一の父に微かな意識の兆しが現れ、また失われてゆく。 何度もミサトは平手をお見舞いしてやった。
 浩一の父は、何度も絶頂を味わわされ、シンボルは糸を引いているだけで、感覚などなかった。 後ろからゾクゾクと押し寄せてくる快感が大きすぎて、全身が肉筒になったようだった。 まるで、内燃機関のように、ピストンが激しく上下すると、爆発と排出を繰り返し、自分の意志が燃えカスとなってどんどん吐き出されてゆくようだった。
 「おおおおおおん」
 「狂っちゃう? 狂っちゃうでしょう? 」
 「これ、ここを着かれるといいんでしょ? 」 
 「この敏感なスポットがグリグリされてどう? 」

 前立腺を砲弾のような先が押しつぶさんばかりに刺激する。
 (助けて! た〜すけ〜て〜〜〜、)浩一の父は張り裂けんばかりの心の叫びをあげていたが、口をついて出るのは歓喜の雄叫びであった。 「ンフフフン! ここを、この角度から激しく、激しく、はぁ・げ・し・く! 突かれると、男ってたまらないんでしょう?」
 「うぉぉん、おおおん、おおおほぉ〜〜〜」
 「壊れそうになりません? 旦那様は、壊れそうよ、アッハハ」
 「オ・オ・オ・オ・オ・・・」
 「壊してあげる! 奪って壊してあげる」
 「そして旦那様を新しくしてあげる。そして、」

 グイッと、髪の毛を掴んで頭を引き起こし、ミサトは毒づくように宣言した。
 「支配してさしあげます! フフフ、アッハハハ、アッハハハ」
 冷酷な悪魔のような笑みで腰を使った。
 数え切れない程の男をベッドに沈めてきた、男殺しの腰使いだった。
 「おおおおんん、はぁあん!あおぉぉぉんん!」ミサトの言葉に肌を粟立たせながら悶絶していた。
 ミサトの腰使いに合わせて腰を振る浩一の父の背中には、無数の鞭の跡が、透かし彫りのように、赤く浮き上がってきた。
 「ラストよ・・・」
 ミサトが、どんどん腰の動きを素早く、激しく、揺さぶりかけるように、大きくしてゆく。
 「オッ、オッ、オッ、オ・オ・オ・オオオオォォォ〜〜」
 そのストロークにあわせて浩一の父は絶頂を連続で味わった。
 もうシンボルは何も出なくなっているが、浩一の父は何度も果てた。そのストロークがバイブレーションに変化すると、逝きっぱなしになり、そのまま失神した。
 「ゴホッ」と咳を一つ、ピクピクと痙攣し、地面に叩きつけられた蛙のように、白目を剥き、脚を真っ直ぐに突っ張らせている。
 「女の絶頂をあじわったでしょう」
 「このメニューは三日おきよ。 そのうちイヤでも、自分からおねだりするようになるから・・・おねだりできたら、フフフ・・・ 」
  男は何度でもイケル女の絶頂に免疫などありはしない。
 生理的に耐えられるようにもなっていない。ミサトにかかれば、延々と快楽の悶絶地獄を味わわされる。 浩一の父が壊れ始めた。
 それは止められないカウントダウンに入ったのだ。

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メイド 魔性の快楽地獄