「ほら、先っぽが全部はいっちゃうわよ・・・」
 「ひぃ〜〜」ミサトはすんなりと事の運ぶのを嫌う。
 ディルドの先端を、わざと斜めから無理に押し込んだ。
 ブッスリと先端が食い込んだ。 

 「イッタァ!ヒッ〜〜〜!」悲鳴に近い声があがった。
 「んん? 痛かった?」 
 ミサトはケラケラと笑い出した。
 「あらあら、わたしったら、ゴメンナサイね? 」
 あやまりながら、ミサトは笑い続け、予定を敢行する。
 「イタッ、イタヒッ、アアッ! ヤメテクダサヒッ!」
 耐え難い痛みから逃れようと、アイは身悶えした。

 媚薬の影響下にあって、この痛がりようは、ミサトの暗示によるものだった。
 ミサトが痛くないと宣告すれば、その通りになる。
 
 「フッフフフ、ちょっと練習すれば平気よ〜?」ミサトは、アイの苦痛に歪む頬をペロリと舐めた。
 「初めてじゃないんだからね〜?、フフフッ」
 「ングウゥゥ〜〜〜〜〜」
 ミサトの下でアイは弱々しく暴れた。
 「ほ〜ら!」クイッ、と、巨大な先端が更に半分吸い込まれた。
 「アアッ!」アイの口から、かすれた悲鳴があがる。
 「フン、いやらしい、さきっぽまるまるはいったわよっ!」
 「ヒゥ、ハッ、ヒッ、ヒッ!」息をするのもままならない状態だった。
 ここまできたら、一気に奥までくればいい。 
 そして、さっさと終わらせて欲しい。それがアイの願いだった。
 肉びらが引き裂けそうにヒリヒリした。
 きっと変色しているに違いない。
 ミサトのディルドがアイの中から愛液を押し出してくる。 それはトロリと垂れた。
 「すっごくいやらしいわ、アイのおOんこ! 」
 かなりきつい。ミサトが動くと内側の肉がまくれ、ディルドに吸い付く手応えがあった。
 「キッツキツよ? ひょっとして締めてるの?」
 ミサトがガクンと、腰を一回だけ動かした。
 「グッ!」アイの目には、大粒の涙が溢れ、ゆがんだ水晶のようになっていた。
 苦痛にゆがむ眉間とは対照的に、口元はときおり笑っているように歪んだ。 
 「アゥ〜、アゥ〜、オネエタマ〜!」アイは何かを訴えていた。

 「フフフ、まだまだイクわよ」いったん最大径の先端を受け入れてしまえば、あとは幾分楽である。
 数え切れないほどのプレイでつちかわれた経験則。 
 ミサトはニヤニヤ笑いが抑えられなかった。
 今苦悶のこの表情が、クルクルと七変化するのは見物だ。
 ディルドは、グロテスクな見た目とは裏腹に、嘘のように奥へ突き進む。
 初めての人間は、絶対に不可能だと思っていただけに、驚愕する。
 しかし、それもこれもミサトの手管によるものである。 
 「ハァハァ・・・」
 いったん、アイの悲鳴は治まる気配をみせた。
 それは、アイの中がゆっくりと弛緩し、拡がる傾向がではじめたからだ。

 「・・・・・・」
 黙ったままのミサトは、アイに腰を押しつけてゆく。
 「ファッ!アッ!」が、再びアイは悲鳴をあげはじめた。
 「アアッ!アアッ!アアッ!」ミサトの体勢がアイを押しつぶし始めた。
 「フフフフ・・・ 」ミサトがアイの体を折りたたみ始める。
 「ほら、ほら、た〜んとお食べぇ〜〜〜フフフッ、アッハハハ!」
 折りたたまれて小さくなったアイ。
 その様は、手足を丸めたテントウムシのようだった。
 ミサトはそれを捕らえた蜘蛛になった。 快楽の網に捕らえたアイを、グルグルに丸め、牙にかけようとしている。
 (かわいい・・・)そうほくそ笑むミサトの瞳のなかにアイは溺れていた。
 (だ、だめっ、だえぇ〜〜〜)アイは口をパクパクさせるのが精一杯だった。

 「んん〜〜〜?フフフフ・・・」首スジを撫でていたミサトの指が、気道を圧迫する。
 「フブェ〜〜!」喉がえづいて吐きそうになる。
 サァッ、とアイの視界が狭くなり、暗くなってきた。
 「フッフッフッ、どう?ずっぽり入ったわよ〜〜〜」ミサトは、首に指を深く食い込ませながら、アイの頭を揺すった。
 「う、う、うぅ〜」アイの顔が真っ赤に鬱血し、目が真っ赤に染まった。
 アイが失神寸前に陥っている内に、ミサトはアイの中に全て納めきったのだ。

 「アイ?お疲れ様、全部、入ったわよ」耳元にいやらしく毒づいた。
 油汗をうかべながら、アイは小さくとぎれとぎれに息をした。虫の息とはこのことだろう。
 (う、う、う、)
 「フフフ・・・」アイの額、鼻の頭に浮かぶ玉のような脂汗を、ミサトは指先でなぞって遊んだ。
 「でも、」耳元からミサトの唇が離れた。
 上半身を反らし、アイと距離をはかりながら、冷たい笑みで見下ろした。
 その動きは、アイの中のディルドにも充分伝わった。
 (ああ!)
 「ここからなのよ〜!」歌うように声高らかに宣言した。
 「う、あ・・・」ミサトは空気を操作するピペッターを手にした。
 それを見た瞬間、アイは内側が膨張するのを感じた。
 シュッ、シュッ、
 ミサトは空気を送り、ディルドをアイの中でふくらました。
 (う、あ、あ・・・)
 「どう、はち切れそう?」引き裂けるような痛みが襲った。

 (ウアァ!あ・あ・)やめてもらおうにも、声がでなかった。

 「ギャッ!」重い衝撃が走った。
ゴツン、ゴツン、とミサトの恥骨が打ちつけられた。
 ゴツン、ゴツン、衝撃が骨を伝い、全身を揺さぶった。

 「な〜に、アイ! おまえのオサネはこんな!」グリッ! 抱きついたミサトが、腰を強く押しつけてきた。
「んん〜〜〜〜」
アイの表情が苦痛に真っ赤になった。

 「こんなにぃ」ズァッ、とディルドが後退する。
 「ぐぁ〜〜」内側が外部に引きすり出されるようだった。

 「ぶっとい! 」ザブッ、と、間髪いれずに突き進んでくる。
 「ブッ!」今度はいっぱいにはち切れそうになる。

 「デカマラ!」
 ミサトの罵声は耳にではなく、心に直接浴びせかけられるようでこたえた。

 「ひ〜〜〜〜!」
 スコスコ、ミサトはディルドを限りなくみなぎらせてゆく。
  どんどんアイの内側でそれは膨張し、破裂しそうだった。

 「デカマラ!」ミサトが恥辱する呪文のように繰り返す。
 「あ・・・が・・・が・・・」歯を食いしばっていたアイは、ここにいたって顎がはずれんばかりに口を大きく開いた。
 ミサトの言葉の一つ一つが内側を押し広げていた。
顔がズキズキした。むくんでいるに違いない。目が飛び出しそうだった。
 
 「ぜぇ〜んぶ、全部、余裕でくわえ込んでぇ? 」
 ミサトが腰を使い出した。 揺りかごに入っているような体全体を揺らす動きだった。

 「あぁ! 」
 同時に、アイを破裂させるミサトの疑似ペニスが、信じられないような無情さで、体の中を前後に動きだしたのだ。
 一回、
 二回、と、
 単発に動かれるだけでもつらいのに、ミサトは歯車を刻むように、ガタンガタンと前後に動き出した。
 ピアッシングの痛みなど比べ物にならない、アイは痛みに耐えかね、ミサトに懇願した。
 「イッ、イッ! ウッ、ウゴカナイ、デェッ! 」
 「なぁに? フフフ!」ミサトはかまわず奥まで貫いた。
(コロサレチャッう!)
 悶え苦しむアイは、可愛くてしかたがなかった。
 グルグルとミサトは腰をロールしてアイをかき回した。
 「ヒッ! イッタ〜い・・・」 
 「そう? 」ミサトはそっけなく流した。
 特にミサトが突き入れる際、斜めから内側をえぐるのがこたえるようだ。
 「ヒ〜〜〜〜」金切り声をあげてアイは痛がった。
 「フフフ、そのうち感じてくるわよ」自信たっぷりにミサトはつぶやいた。

 「浩一の父みたいに、よがりだすようになるわ」ミサトが低く宣告する。
 「ほら、言ってるはなから、気持ちよくなってきたんじゃない? 」言葉の誘導が始まる。

「フフフ、ホラホラ、どう?」ミサトはアイに言葉をかけながらも腰は休めない。
 アイは、クルクルと首を振って否定した。
 しかし、ミサトの言葉に逆らえない状況はまっていた。

 ここから、ミサトはジワジワとディルドの空気を抜き始めた。
 シュッ、シュッ、とアイに知られないように、こっそりと抜き始める。
 「イッ、イイイヒィィ! 」何も知らないアイは、快楽がどんどん大きくなるのを喜んだ。
 ミサトの言うとおりだった。 痛みがどんどん薄まってゆく。
 
 「ほ〜ら、感じてきた!」
 「アアッ!」
 この快楽の登り坂たまらない。 思わずアイは歪んだ笑みを見せた。
 アイの気づかないうちにディルドは拡張しきった膣にちょうど良い太さに細くなっていた。 

 無惨に拡張された肉筒は、もはや、ディルドをスカスカに通すようになった。
 ローションと粘液にまぶされたディルドは、ヌルヌルとスムーズに前後する。
 「アフゥウウウ! アフゥ! 」
 視界の悪い雨雲の中から、一転して晴れ間に突き抜けたようだった。

 「ねぇ〜〜?」毒のある甘い声が、ビリビリと鼓膜を振動させる。
ミサトはガバリと覆い被さり、耳元に囁いた。
 「いったいどういこと?」一転して低い声色でドスをきかせた。

 「不思議な快楽ぅ〜?」快感がズンズンと響いてきた。
 「うぅ〜〜」固く閉じたまぶたから涙がこぼれた。先ほどの涙ではなく、今流している涙。
 ミサトはそれをすかさず舌ですくった。 ミサトの大好物。思い通りの味に鼻でフフンと笑った。

 「もう、痛みはないでしょ?ね? ほらほら?」ズンズンズンとテンポ良く突いてやる。
 「ア、アアゥフッ!」ズンズンと尾てい骨から頭蓋骨の付け根まで快感が走る。
 「どう?」
 ズドズドズド、とビートを打ち込むと、アイは壊れた人形のように、カクカクと揺れた。
 「ア・ア・ア・ア・アッ!」それは嬌声だった。
 「ね? 気持ちいいんでしょ?」
 「ンンンン!」アイは、ぎゅっと目をつぶって、絶頂に向かっていた。

 「イワセテあげようか! 」髪を頬にはりつかせ、ミサトは体勢を立て直した。
 聞くに堪えない 下品な音とともに、大きく腰を前後にくねらせ始めた。
 ゆったりと前後する上半身とは裏腹に、下半身は嵐のように激しく波打たせた。
 「ア・ア・ア・アッ〜〜!」

 「イイデスゥ〜ッって、」ミサトは歌をうたっているようだった。
 「お姉様イイです、最高デスゥ〜ッって」息をはずませ、うたっていた。
 「言いたくなるのよっ!」
 斜めから大きな軌跡を描いてミサトの巨根がスライドする。

 すっかり拡がりだらしなく開放された入り口に、ミサトは自由自在にピストンをたたき込んだ。
 アイは鳴いた。ミサトの責めに歌わされた。音程もなく調子はずれな声で歌った。
 「アアッ!イイウ! イイイデフッ! イイデフッ!オネエママイイデスッ」
 アイは、耳が聞こえなくなると同時に、頭の中を真っ白な快感がなだれ込んできた。
 それは、精神のすべてを真っ白に焼き尽くす、快楽の閃光だった。
 「アッ、アッアッ!」
 あっ・・・・ ほんのすぐそこまで、あとほんの少しだった。
 その瞬間がすぐそこまで来ている。
 
 「ほら! じゅくじゅくにぬかるんで!」ミサトの責めがいっそう熱を帯びる。
 「締めてるの?」言葉で嫐り、
 「締めてごらん!」精神をも追いつめてゆく。

 恍惚状態のアイは、必死に従おうとしたが、ド〜ンド〜ン、と鬼太鼓のような力強い打ち込みに体の抑制を奪われる。
 (フフフ、締められるもんですか!)アイはミサトの下で糸の切れた操り人形同然だった。
 「駄目! 駄目駄目!」
 「ほら、締め付けてごらん!」アイはミサトの言葉に従って締めようとするが、ミサトのイチモツはとっくに撤退しており、その巨大な先端が入り口の肉びらに浅くくぼませているのみだった。
 アイがいくら締めようとしてもツルツルとすべり、何の手応えもない。
 ただ、敏感なスイッチのみが巨大な先端でねぶられているかのように、ツルツルと刺激される。

 締めようとすると、ゾクッと快感が肉びらを覆い、力が抜ける。
 「ほらっ、キュッ! アイ、キュッ! アッハハハ!」ミサトは、ヒクヒクと震えるアイの肉びらをあざ笑った。
 「アイ、駄目じゃない、締まってないじゃない!」そう言ってはやしたてた。
 「いいわぁ、その顔! ほら、キュッしてごらんなさい! フフフ、ハハハ!」アイは目をつぶって締めようとした。それはアイの意思には関係なく、ミサトの言葉に肉体が支配されている状態だった。

 「アアア〜〜ゥ、イゥ!イグ!イッヂャゥ! 」アイが根をあげた。
 「ん〜〜〜? なぁに?」ミサトは意地悪く先端を前後にスライドさせた。
 (あ・・・イグ。ヒ・・・)サーッと絶頂が訪れた。
 「駄目・・・ 」ミサトがその瞬間を否定した。

 サッとミサトは逸物を撤退させた。 
 (イァァァァ! )アイは声にならない心の叫びをあげた。
 「フフフ、アッハハハハ!」ミサトの笑い声が、ミサトの意のままにあることを教えてくれた。

 「締めることができたら・・・」
 「ちゃんとイカせてあげる、子猫ちゃん、」
 「ちゃんと締めたの? やってごらん?」
 「ヤッテマ、アアッ!」
 ふたたびミサトが動きだした。

 激しい痛みが感じられなくなり、今はアヘンのような快感だけがアイを貫いていた。
 脳は急激にバランスを崩され、受容体に高負荷がかかった。
 痛みを散らそうとして分泌されていた脳内麻薬は、ここにいたって快楽を暴走させる毒薬に変容した。

 全身が肉筒と化したアイはミサトが内側をゆっくりと出て行くのを味わった。
 アイの神経から、快楽だけを刺激しながら、波がひくようにミサトが出て行く。

 「まぁまぁなんてこと! 」
 再び、ゆっくりとミサトが入ってきた。
 波がうちよせ、快楽の網をくぐってミサトが入ってくる。

 「子猫ちゃーん? おまえ、な!ん!て!ガバガなの! 」
 「ほら、この音! 聞いてる? 」 ミサトはパックリとうがった、下半身の淫欲のまぶたを、ピタピタと指で嬲った。
 アイの堅く閉じられた両目は羞恥に涙を浮かべ、ミサトの指にかき混ぜられる淫欲のまぶたは、随喜の涙が止めどなく流れ出ていた。

 「ほらほら、この音、今の音! ブリッていわなかったかしら? 」
 ブリブリッ、と、ミサトは聞くに堪えない音でアイの体を朱色に染め上げた。

 「信じられない音でしょう? 」
 ほらほら、ほらほら、!
 (いや〜!)
 もはや、アイは完全にミサトの言葉責めに翻弄されていた。

 いいのよ、猫ちゃん、こんな
 こんな恥ずかしいあなたがとっても大好き! 
 可愛い、可愛い、私のペット!
 食べちゃいたいくらいよ!

 おまえも、くわえられるものなら、何でもいいのよね!
 (く、くわえる? ま、前はっ、前は、何をごちそうしてくれたんだっけ・・・ )アイは砕け散った意識のかけらで思った。
 
 いいわ、久々に本物を思い出させてあげる。
 忘れたとは言わせないわよ!
 地獄突き!喰らうがいいわ!
 地獄突き。アイの体が、思い出すよりも先に反応した。

 「えっ! えっ、えっ!」アイの中で何度も繰り返された不吉な予感が。 それは死の予感だった。
 アイの狼狽をよそに、ミサトはディルドに心持ち圧力を送った。
 今度は痛みをいっさい与えない。
 強大な快楽で、アイを暴爆させてやるのだ。

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メイド 魔性の快楽地獄