洗脳








峰は自分が感じてしまい、
乱れた格好でソファーに大の字で伸びていること、
それに対して、二人の女性はキチンとした服装で
蔑むような冷たい目で峰に視線を注いでいることに
いたたまれなくなってきた。
羞恥心、峰が幼い頃に経験してひさしい感情が
今までの人生で最大の炎となって、
全身を熱く包んだ。
(うぁああ)

苦しみにゆがむ峰の顔を二人は面白そうに見つめ
玲子が更に追い打ちをかける、
「課長さん、すごい、感じちゃったんですか?」
「もう、信じられません!こんなところで感じちゃうなんてぇ」
「課長さんて、いやらし〜〜〜い」
「このシミはなんなんですか〜〜〜」

玲子は峰の背後から覗き込むようにして、
今も堅く勃起した峰のズボンの前と、峰の目を
交互にみながら、ニヤニヤと蔑んだ目で責めた。

つい先ほどまで快楽の園に漂い、
突然全身を包んだ、激しい羞恥心の炎に
悶え、うろたえている峰にこの状況で優位に立つ術はない。
(そ、それは、)
「君たち二人が、・・・」
峰がなんとか、弁明しようとして口を開きかけたとき、

(は?うっ)

「いやですわ、課長さんたら・・こぉんなにコチコチになられてぇ、」
カンナは、峰の開いた両脚の間で、
あの魔性の指の動きを再開していた。
(うっ)
「いや、そ、そ、れ、は!あっっっ」

峰は言葉を失った。
カンナは峰の男根をズボンの上から堅さを測るように指を
使っていた。
ゆっくりと何かを焦らすような触れ方だ。
(はうぅ)


「わたしたちのマッサージで感じちゃった?」
トン、トンと峰に返事を促すように
指の腹でテントの先を叩く。

「は、はい、」

「しょうがない人・・・」
カンナは先ほどとはうって変わって
優しい聖母のような表情で、峰を見つめている。
「う、す、すみません。」
「いいわ、気にしないで、」
カンナはにっこりと微笑むと
テントに人差し指をツツーとゆっくりと何度も
滑らせた。
(はぁ、、)

目のまえに白い2本の手が降りてきた、

「男の人はしょうがないんですよね。」
玲子は峰の首筋から胸をやさしく撫で始めた。
玲子は指先で峰の乳首を探し当てると、
肌着の上からクリクリと親指の腹で転がした。

「さっき、いきそうっだった?」
玲子は人差し指と親指で乳首をつまむと
パチンと引っ張った。
「うっ!」

「ねえ、いきたかったんでしょう?」
今度は二本の指でこよりをつくるように
乳首を軽くひねった。ツーンとした快感が従属を要請する。
「は、はい」
峰はつまりながら従った。
  「ふふふふ、やっぱりそうなんだ。」
玲子は満足そうにほくそ笑むと、
「じゃあ、部長にお願いしてごらん?」

カンナは立ち上がると、少し峰の股間に脚を進めた。
「こんなにかったくなったモノをどうして欲しい?」
腰に両手をかけ、女王然と立ち、
艶々と艶めかしい光沢を放つ、真紅の唇の端をつり上げ、
意地悪な笑みでカンナは峰の顔を見下ろしながら返事を促す。
「云えないの?」
峰の股間に立ち、カンナは揃えた両脚を軽く曲げて両膝を前に突き出す。
(あっ、)
カンナの両膝が峰の肉体の中心の最も深いツボを圧迫した。

「ふふふ、課長さん、」
ぐりぐりと膝を回転させ、刺激に変化をもたせる。
「こぉんなにかったくなったモノを、どうやってイカせてほしいのかしらー?」
と、同時にカンナは腰にかけた両手は動かさずに、
指先だけをたぐるように妖しく蠢かしながら、
ピッタリとした光沢のある漆黒のタイトスカートをたくしあげてゆく。
ゆっくりと、峰の興奮を弄ぶようにゆっくりと・・・・

(あ、ううう、)
「お返事は?」
峰は少しずつあがってゆくスカートの裾を、それをたぐる指先の動きを、
峰の目にネットリと視線を送るカンナの瞳に、
魅入られたように、視線を上下させた。
(あ、あ、あ、)

「お返事わぁ?」と、玲子も返事を促してくる。
今、峰の肉体は、玲子とカンナが奏でる性感の悩ましい旋律に
かき乱され、頭の中はカンナの美脚と、指先の動き、引き込まれそうな瞳が
めまぐるしく視覚を犯し、意識は淫らな感覚に覆い尽くされつつあった。
「あ、ああ、あ、は、あ、」
(あ、あ、あ、)
「なにをみているの?」
さらにスカートは股の付け根が見える寸前まで、ひきあげられ、
カンナの肉感的な太股をあらわにしていた。
(み、みえる!あと、もうすこして、で、み、える)
「ふふ・・・いやらしい目・・・・。」
カンナはスッと指を離すと、スカートまくれあがったスカートの
裾をそのままに、峰の股間に向かって膝をつくと、

「なにを見ていたの?」
膝立ちになったカンナは峰の股間にずり上がったスカートはそのままで
腰を押しつけてきた。両手は峰の腿に添えられ、指は内腿の肉を
優しく揉んで性感を刺激する。

「う、なにをって、・・・」
「少し素直になりなさい・・ん?」
「ああ、あっ」
カンナは峰の熱くいきり立った男根を自分の股間に挟もうとするかの如く、
ぎゅっと締め付けた。
「私のスカートの中を見ていたでしょう?ん?」
両手を峰の太股につき、腰をくねらせながら峰に被さるようにして詰問した。
「うっ、い、いえ・・」
「課長さ〜ん、」
峰の上半身を嬲っていた玲子が吐息を吹きかけるように
耳元に囁いてきた。

「素直になっちゃいましょ。」
そう囁きながら、脇をくすぐるように愛撫していた指は
堅くとがった小さな峰の乳首を再び嬲りだした。

「ほぉら〜、ここもこぉんなに堅くなってるわよぉ〜、
あっちもこっちもカッチカチ。ふふふ、私たちには全部わかってますからぁ〜、
もう、恥ずかしがらなくていいの。ふふふ・・ねぇ?」
乳首を親指と人差し指の爪先でつままれると、
たまらない鋭い刺激が理性を蹂躙し峰を従順にした。

「は、はい、見、見ていました、」

「ふふっ、なぁにを?」
カンナは峰の目をじっと見つめながら指先を
ピクピクしている、男根に這わしていった。
じわじわと妖しい性感が、峰の男根に近づいてきた。

「須藤さんの、スカ、スカ〜ト、トッッあ、あ!」
カンナは峰の目を見つめたままうっすらと微笑を浮かべ、
「ふ〜ん?」と、小首を傾げ、十本の白い指を
巧みに蠢かしテントを張ったズボンを嬲りながら、
そのファスナーを
ジ・ジ・ジ・ジッジ・・・と開放してゆく。

「ふふふ、だんだん、素直になってきたわね・・・・・」
(は、は、はやく、はや、く、さわって、イ、イカせてぇ〜!)
開放されたファスナーから、スルリ、と白い指達が先を争って、
獲物に喰らいつくようにズボンの中に侵入していった。
そしてそれらは、峰の硬直した男根を下着の生地1枚ごしに
クネクネと嬲り始めた。
「あらあら、ふふふ、さっきより、また一段と堅くなってない?」

「くっ、くはっ、は、はっ!」
カンナは相変わらず峰の目を見つめたままである。
峰もうつろな目で視線をそらせず、だんだんと高まってゆく
焦れったい快感と、二人の技巧を凝らしたフィンガーテクニック、
峰の精神を自由に操る言葉による責めに、
ストームに遭遇した海難者のように、翻弄された。

玲子が峰の胸からうなじ、耳、髪の毛に指を這わせながら、
耳にふ〜〜っと息を吹き込む。
その息吹は、耳の穴の繊毛を撫で、鼓膜に甘い震動を与え、
その奥の脳をゆさぶり峰の心の中にまで到達した、
甘い香りの淫らな風が、峰の心を風車のように
クルクルと弄ぶ。
「あっっ、ああふふ〜〜〜んんん、」峰は思わず声を漏らした。

「あら、な〜にぃ?今のわぁ?」玲子が更に吐息とともに言葉を吹き込む。
指は峰の両乳首をキュンとつねる。
「あふ〜〜〜ん」
「ふふふっ!」

「ふふふふ、いいお声・・・これからが楽しみね。」と、唇の端をつりあげて
カンナは微笑する。

更に玲子はボソボソと耳元に言葉を吹き込んで峰の
精神を追いつめにかかる。
「ふふふふふ、コチコチですよう課長さん、苦しくないですか?」
低く小さな声で囁く。
(い、いきたい、いい、イキタイヨォ、)
 峰はガクガクと顎を上下に振った。
「ふふふ、ちゃんと言ってくださいよぉ。もぅ〜ふふふ。」

「もっと気持ちよくなれると思うんですけど・・・・ふふ、」
カンナは意地悪な光をたたえた眼差しで峰に流し目をくれると、
峰の下着越しにその男根の形をなぞるように、
爪先を這わせながら、ときおり、十本の指先全ての爪で
猫が爪を研ぐような動きでススス〜〜〜〜〜〜っと股間全体を
撫でる。
「うっ、あっ、あんん!」

「最初の質問にもどるわね。」
カンナはじっと峰の目を見つめながら、
「さぁ、こぉんなになってしまったモノをどうして欲しいのかしら・・・」
 ピアノを弾くように白い指先で堅くなった男根をトントンと刺激しながら、
「もう、素直に言えるはずよ、さぁ、言ってごらんなさい・・・ん?」
今度は両手の人差し指を2本揃えて峰の男根を爪の先でツツーとなぞる、
「あ・・・・あんんんん、はぁ!」

「ふふふふ、さぁ、ほら?」
 玲子は峰の耳に息を吹きかけながら、
「イキたいんでしょ?イカせてもらいましょうよぉ、
ねぇ?もうたまんないでしょ?イッて楽になりなさいよぉ、ん?」
「言えば、もっと気持ちよくなるんだからぁ・・ほ・らぁ・・ふふふ。」
囁きながら、右手で耳をくすぐりながら、左手は爪の先でチョン、チョンと乳首を払うように嬲る。

「あっ、あっ、あは〜〜〜あっぁあああぁああっぁ」
(い、いいます、いかせて、いいますからぁ、いかせてぇ〜〜〜〜)
「はやく〜〜。まだ、素直になりきってないのかしらぁ・・・・
いいわ、玲子ちゃんがいわせてあげる。ふふふふ、
ほぉら、これでどぉお?ふふっ。」
玲子がすぼめた唇を峰の耳に密着させると、プウゥゥゥ〜〜〜と
息を吹き込んだ。そして舌と唇で峰の耳をねぶった。
脳髄をねぶられるような淫らな音と震動が、そして吹き込まれる吐息に
ぎりぎりの状態に追いつめられた峰の精神は真っ白になった。

と、同時に玲子は右手を乳首に向かって這わしていくと両手で峰の左右の乳首を親指と人差し指でつまんだ。
「ほら!まだ言えないの?ふふ、すぐ言いたくなるわよ!ほぉら!」」
玲子はその白い指によってすっかり性感を開発された峰の乳首を、
ラジオのチューナーを操作するようにつまんで、回した。キューーーーンン。
「あはあああぁぁぁぁぁああああぁぁぁ!」
「あら、はずした?ふ〜ん?じゃ!ほらぁ!これは?そら!言ってごらん!」キュキューン・・・最適の周波数を狙って。

「うあああぁぁぁぁぁんん、い、いぃ、いかせてえぇぇぇぇっ!」
峰の望みは玲子の狙い通りで発せられた、
「アハハ、よく言えましたぁ。」



      戻る  進む




やり手営業ウーマン