「まだね・・・」
しかし、カンナは相変わらず焦らすような指による刺激をやめない。
「うう、イカせてぇ!」
玲子によって今や、完全に羞恥心を取り払われた峰は再度哀願した。
そんな峰を猫がオモチャを弄ぶように股間に指を這わせながら、
涼しい目で峰の哀願を無視した。
「ふふ、なにを?」
(?)
下着越しに亀頭をカリカリとひっかくようにいたぶりながら、
「なにを?なにをどうやってイカせて欲しいのかしら?」
そして、また、トン、トン、トンと、一定のリズムで峰の男根を指先で
ノックしながら、返答を促す。
既に先走り汁がジットリとシミを
作った下着越しに亀頭の敏感な繋ぎ目を狙って・・・・
トン、トン、トン・・・・、
(ど、どうして?)
限りなく真っ白に近い峰の思考力では、何を言えばいいのか
考えることも困難であった。
トン、トン、トンと、今度は尿道を狙って・・・
トン、トン、トン、トン。
それは、峰の渇望している快感を
一滴、また一滴と小出しにしているような、なんとも残酷な
刺激であり、峰は一滴も漏らさないように、
必死にこの快楽の滴を求めた。
「今なら、何を言えばいいのかわかるはずよ・・早く・・」
トン・・、トン・・、トン・・、トン・・・・
ぽ、トーーン、ぽ、とーーン、ぽ、とーーーん、
快楽の滴は次々とポイントを変え、
それはだんだん、峰の男根から離れてゆくように移動し、
その、一滴、一滴のリズムもゆっくりと、更にゆっくりと
間隔を拡げてゆきつつあった。
ぽ、とーーーん・・・・・ぽ、とーーーん・・・・・・
(ああ、もっと、快感を・・あぁ、もっと・・)
峰はだんだんと心許なくなってくる、
カンナの指が与えてくれる一滴のリズムを
全神経で感じ取ろうとあがいた。
ぽ・・・・と〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・・・
「早く。言い直しなさい・・やめてもいいの?」
「え?や、やめないで!」
峰の限りなく真っ白に近かった精神に
その一言が突然、雷鳴のごとく響き渡った。
恐怖という、衝撃を伴って・・・・・
カンナは目を細めた冷たい表情で峰を見つめた。
「や、やめないで、やめないで、」
峰はだだをこねる幼児のようにむずがった。

「もっぉ〜困ったぼうやねぇ〜
素直になったのはいいんだけぇどぉ?ふふっ」
玲子が上からあやすように
語りかけてくる。
指を峰の頬や髪の毛に優しく這わせながら、
「やめないで、くぅ・だぁ・さい・・・・でしょう?」
冷たい光を放つカンナの瞳とは対照的に
上から峰の顔を覗き込む玲子の眼差しは
慈愛に満ちていた。
「礼儀正しくお願いしないからよぉ・・」
こわばった峰の唇を指でつまんでこねるようにほぐしてゆく。
(あ、あ、玲子様ぁ)
「カンナお姉さまは待ってくださっているのよ、
今はわかるでしょう?言い直せばいいのよ、
カンナお姉さまは優しいけど、しつけだけは厳しいわよ〜、
もっと、心をこめてお願いしなくちゃ。」

そうすれば・・・ふふふふ、と、小声で囁く。
「気持ちよくなりたいんでしょう?」
(そ、そうか!ああ、そうだったんだ!)
峰は唇をなめ、慎重に言葉を選ぶ


「あ、えと、カンナお姉さま、あの、」
「なぁに?ふふ、峰くん。」
カンナは目は涼しげなままだが、唇は微笑を含んでいた。
(あ、カンナお姉さま!)
カンナの白い指はテンポが少し速くなった。
「あ、あぁ、カンナお姉さまわたしを・・」
「なぁに?峰くん?言ってご覧なさい、(クスクス、)
きちんと言ってくれないと分からないわ。」

ふふ、がんばって・・・・ほぉら、ふふふ・・・・
玲子は峰の耳に優しく唇で峰にエールを吹き込む、
白い指達も控えめではあるが、峰の乳首を再び刺激し始めた。
「あ、あ、ぁ、玲子お姉さま・・」
うふふふ、だぁめよ今は・・
カンナお姉さまにちゃんとお願いするのが先でしょ?
ほら、玲子お姉さまが教えてあげるから・・・

フフッ私の言うとおりにするのよ、いい?

カ・ン・ナ・オネェーさ、ま・・・はい、続けて・・・
「カンナお姉さま・・・」
「聞いてるわよ、峰君、(クスッ)」

ふふ、おぉ・ね・が・い・しぃ・ま、す!・・・・ハイ、
「お願いします・・・」

いいわょ、わぁ・た・しぃ・の!フフッ
「わたしの・・・」

ウフフフフ・・・か、たぁぁ〜〜〜〜〜く、なった・・
イケナ〜〜イオ・チ・ン・ポ・を!・・・・(クスクス、)
「か、堅くなった、いけないオチンポを・・・」

ウフフ、フフフッ
「はぁい,わたしはここまでよ!あとは一人で言えるでしょう?」

え?
「ここまでくれば,簡単よ,言えるわ。
  でも、とっても肝心なところよね。わかってるでしょう?
 簡単よ,言えるわ。」
 
「これよりもっといいことして欲しいんでしょ?」
 カンナが先程より,
 更に、心持ち早いテンポで刺激を送ってきた。
峰の性感は先ほどのカンナの憎いまでの焦らしのテクニックで、
過剰なまでに敏感にされていた。

つたない一滴の刺激をだんだんゆっくりとしたり、
一定のルーチンを秘めたテンポを繰り返し受けていると、
快感に飢えた肉体は感じようとして
身体の性感が研ぎ澄まされてくるのだ。
同時に肉体の生体リズムさえ同調しようとし、
心拍、脳波、不随意筋までもコントロールされ、

じわじわと快感に支配されてゆく。
それは、精神にも影響をおよぼし、
峰を催眠状態に導き、マインドコントロールすることも可能なのだ。

「今なら言えるわ。でもね、だんだん、言いにくくなってゆくわよ。ふふふ、いいの?」
カンナは冷酷な笑みを浮かべると、
「ほーーら、だんだん、だんだんと、気持ち良くなってきた・・・」
「また、頭がボーッとしてくる・・・」
「ほ〜ら、頭がボーッとしてくる・・・・・・」
暗示をかけるように低い声で話かけた。

「ほら、はやく、はやく言わなくちゃ!ほら、どうして欲しいのか言わなくちゃ!」
(い、いわなくちゃ!)
玲子が低い囁き声で峰の精神に働きかけるように煽ってきた。峰はあせった。

ポ、ト〜ン、たった一滴の快感の滴が、峰の全身を波紋のように伝わってゆく、
カンナの指が送る快楽の滴はそのリズムを巧みに変化させ、
テンポはだんだん、だんだんと、あがる気配をはらんでいた。
ポ、ト〜ン、ポ、ト〜ン、ポト〜ン、ポト〜ン
(う、)
ポトン(うっ)、ポトン、(うっ)、ポトッ(あっ!)
「ほら、だんだん早くなる・・・言わなくちゃ・・・」

トン(うっ)、トン(ううっ!)、トン(あううっ)、
「また早くなった、ほら、どんどん早くなるわよ!」

トン(あうっ)、トン(あふっ!)、トン(あふう!)、
「言えなくなっちゃうわよ!ほら、どんどん、どんどん早くなる!」
過剰になった峰の性感はその一滴の余韻が消えぬうちから、
次の一滴がしたたりおち、新しい波紋をおこすようになったので、
カンナの言葉通りにだんだんと、考えることができなくなってきた。
(あふ、あう、だめだ、早く言わなくちゃ)
トン、トン、トン、トン、トン、トッ、トッ、・・
トッ、トッ、トッ、トッ、トッ、
(い、いい、言わなくちゃ〜〜〜言わなくちゃ〜〜〜早く言わなくちゃ〜〜)
「峰〜、聞こえる?まだ、大丈夫?言えるわよね?どうなの?」
玲子が女神のような慈愛に満ちた表情で、
上から峰の顔を覗き込み囁きかけてくる。

カンナは峰を悶絶させるテンポを一定に固定したまま、
冷たく言い放った。
「峰、ちゃんと言えないなら、もうなにもしてあげないわよ。」
「やめるわよ、それが望みなのかしら?・・・どうなの峰?」
またしてもカンナの冷酷な声に峰は恐怖した。
「言えます、言いますから、・・・・このまま、どうか、このまま・・」
峰は半泣きで懇願した。
「では言いなさい。」
「イカセテください!」
カンナはにんまりと唇の端をつりあげ、
峰のズボンのなかに指を這わせながら、

「そう、何を?・・・」
「あぅ、わ、わたしの堅くなった、い、いやらしいオチ、オチンポです!」
カンナは峰のトランクスの裾から、両手を潜り込ませ、
その生地の下で指を妖しく蠢かし峰の袋をくすぐった。

「峰の?ふふふ、どうやって?この指で?ふふふ」
カンナは爪の先で袋を掻きながら、片方の手で峰の男根を
包むように指を添えるとゆっくりとさすった。
「カンナお姉さまの指で・・・ああうぅううう!」

「わたしのこの指で?ふふふふ、」
カンナはトランクスの合わせ目から、
真っ赤になった男根を引き出すと、
「あら、あら、本当にいやらしいおチンポねぇ、」

「こ、ぉんなにカッチカチになってぇ〜」
そう言ってそっと指を亀頭に絡め、
かすかに触れるような刺激を与えた。
「あああ、イカせてくだたい!」

「峰〜こんなにおチンポ勃起させてたんだ〜」
「苦しかったでしょ〜〜〜ふふふ、」
玲子が峰の乳首を嬲りながら、耳を唇でねぶった。
「イカセテ・・・」
「だぁ・め・よ、まだ、ふふふふ、」
  (あぁあ)
「ふふ、峰、もう一度ちゃんとお願いしなさい。」
カンナは峰に覆い被さるように身を乗り出すと、
峰の顔に息をかけるように命令した。
「一度もつっかえずに言えたら、ふふふふ、いかせてあ・げ・る。」
峰の股間にある男根は白い指が絡まったままで
カンナが少し動かしただけでビィーンと快感の電流が走り、
峰の男根はバツッ、バツッと反り返り、カンナの股間に触れた。
「あら、あら、元気だこと、当たってるわよ。ふふふ、はしたない子。
ふふ、さあ、いってごらん?ふふ、」

峰に思考力はほとんど残されていなかった。
二人の美女の、魔法のような指技に理性もプライドも羞恥心も、
何もかもトロトロに溶かされ、
二人から与えられる快楽と言葉だけが存在した。

しかし、峰はその中から必死に単語を寄せ集めて並べた。
「カンナお姉さま、お願いします、わたしの・あっ?あああああ!」

その刹那、玲子の白い指が峰の両乳首を爪先でクリクリと嬲った。
峰の上半身を痺れるような快感が走った。
「うふふ、どうしたの〜〜?峰ぇ?」
「あっっっぅう、玲子お姉さま〜〜〜!」
「わたしのせーーい?ふふ、でも感じるでしょう?これはぁ?」
玲子は親指と人差し指で乳首をキューッとつまむと上に引っ張った。
「あいいいぃいい!」
「あ、ごめ〜〜〜ん、峰。痛かった?」
「あふ、あふ、」
「でもなさそう・・・ふふふ、気持ちいいんでしょう?」
「さあ、ほら、もう一度、ふふふふ、やーりー直ーし。ふふっ」

「ふふふっ残念だったわね峰、いいわ、もう一度やらせてあげる。さあ・・」
「は、はい」

カンナはさもおかしそうに峰の男根を焦らしながら、優しく微笑んだ。
朦朧とした意識の中、玲子の意地悪によってバラバラになった
言葉を峰は死にものぐるいで並べ直した。
「カンナお姉さまのお指で、
私のお堅くなったいやらしいおチンポをイカ・あ、ふぅ〜〜〜〜〜んん。」

クスクスとカンナと玲子は笑った。
今度はカンナが峰の男根に絡みつかせた指をねじ回しを扱うように
グル〜〜〜リと這わしたのだ。それは射精寸前の男根には
心憎いまでに計算された微妙なテクニックだった。
峰は失神しそうになった。
「カ、カンナお姉さまぁああ!」
「あら、あら、ふふふふ、今度はわたし?そんなによかったぁ?これが?」
「じゃ、これは?ふふ、」
さもおかしそうに言いながらカンナは亀頭を5本の指でつまむと
ひねりを加えながら、ゆっくりとズーーーッと一回スライドさせた。
亀頭から根本に向かって5本の白い指先が滑りおりてき、
下半身が、ガクガクと痙攣を起こし、亀頭が手のひらに当たった瞬間
女性器に入った快感を遙かに上回る刺激がゾクゾクとした震えとともに
峰を包んだ。しかも捻りを加えながらである。
「あぐぅううううううひぃいいい!」
「もう一度、も、もう一度お願いします。」
「ふふふ、いいわ、もう一度だけ許してあげる。ちゃんと聞いててあげる。さぁ。」

「最後よ〜〜、峰ぇ、ふふ、がんばりなさ〜〜い。ふふふ、」
玲子が耳に唇をよせ、そう囁くとふぅ〜〜〜〜と息を吹き込んだ。
「峰、さあ、」
カンナに促され峰は再度

「お願いします、カンナお姉さまのお指で、わたしの堅くなったいやらしーー」

玲子がまた、峰の乳首を責め始めた。そして峰の耳に息を吹き込んできた。
それだけで峰の精神はクルクルと風車のように回った。


「い、おチンポをー」
カンナも意地悪な笑みを浮かべながら、男根を白い人差し指一本で
ツツーッといたぶる。
(!!あ!)

「(を)ーーーーぉお」
「ん?」小首を傾げてカンナは眉をあげて先を促す。

白い指は達は・・・ツぅーと・・
峰はわずかな精神力、全てをこの言葉に注いだ。
「イカせてくださいぃ!」
「イカセテください!」
「イカセテください!」
峰は真っ白になった。
もはや心は自我を失った。
テープレコーダーのように
焼き付いた言葉を繰り返すだけである。
そして二人の美女に操られる、人形のような存在に墜ちた・・・


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