だ・め・よ・
黙っていこうとしても・・・・
私達には全てお見通しよ。わかるんだから、イキそうになったら、ふふっ、

ほら〜、まだまだ、気持ちよくなるんだから、我慢しなさい。
ほら、イキそうになってる!
堪えてごらん、ん?
ほら〜我慢できないの?
そう、そう、そう、
ほっらぁ〜〜〜、
我慢しなさいって言ってるのがわからないの!
だぁ・めぇ・よ!
命令よ!これぐらいでなによ!耐えなさい!
ふー、もう少し躾が必要ね。

「戒めが、必要ね、ふふふ」、
そう呟くとカンナは先ほど脱いだショーツを手に取り、
サイドのひもをほどき、細く引っ張ると峰の視線を意識しながら、
絡めた指でピンピンと生地を弄び、
妖艶な笑みで流し目をくれ、堅くそそり立つ峰の男根に
優しく巻き付けた。
「ふふふふ、」
カンナは妖しく微笑しながら、ふわふわと、ショーツを引く。
そうして、くすぐるようにショーツを絡みつかせて弄んだ後、
峰の表情を伺うように微笑していたカンナは、
さっと、無表情になると、指先をきゅんっと引きしぼった。
あっという間に峰の竿の根本は
カンナのひも状になった、ショーツで縛られてしまった。
「ぐあっ」
カンナを蔑むような表情で峰を見つめながら、
キュキュッッとさらにひもを引き絞った。
「う、うううう、」
  「戒めよ。これでどんなに感じてもイケないわ。
め一杯、私達のテクニックを堪能してからイキなさい。ふふ。」
「あううう、」




意識のさだかではない峰は知るよしもないが、
カンナの白く長い指の付け根は普通の女性の手と比べて
不思議なくらい独自の特徴を秘めていた。
指と指の間の水かきみたいなところが、
異常に広く、コウモリの羽のような薄い膜状の
水かきになっていた。
この膜は柔らかくよく伸び、光に透けるほどである。
これが、指の第二関節まで拡がっている。
他人の目には肉付きがよく、長い指なので、一見したところは
分からないが、気付いた男は
閉じた指の付け根から、たたまれた薄い水かきのような膜が
わずかにみてとれる。
それは女性の下半身を想像させ、指の付け根の
様子はビラビラのひだにみえ、性器そのものを連想させた。
カンナもそれは十分承知しており、
男の目を自分の指に釘付けにする際に
わざと、気付かせて、思わせぶりに指を挟んだり、
絡めて男の視線を弄んだ。

しかし、ひとたび男根を弄ぶ際は
さらにこの特徴を最大限に生かし、
他の女からは得られないカンナ独自の男殺しのテクニックとして、
男をたらし込む武器となる。

峰、みてごらん。
この指と指の間に水かきみたいなところがみえる?
ふふふ、こんなに拡がるのよ。
初めて見るでしょう?
今から、この水かきを使った、とっておきのテクニックで可愛がってあげるわ。
峰のこの、かたぁ〜〜〜く熱いオチンポをね。
まずは、このひだで亀頭のお口をナゾルと・・・・
カンナは拡げたヒダをカミソリのように尿道の割れ目にスパ・・・・と
差し込む。
ほら、どお?
初めてでしょう?こんな感覚。
更に、人差し指と中指はこうして・・・
クチュ、クチュと竿をくすぐってあげる。
やさーしく、やさーしく、ゆっくりとぉ、
まるで峰の男根に淫靡な妖精が素足で亀頭に馬乗りに跨るような
淫らな指技に峰はよだれを吹きこぼした。
「あぶ、ああん、あああああっっ、ああああんんん」
峰は女のように裏返った声でいなないた。

ふふふ、いいが?
お気に召しましたかしらー?
ふふふ、
これがいいのね。
痺れるような快感だって他の男どもも悶えまくっていたわよ。
ふふふ、私だけのオリジナルテクよ。たっぷり堪能してちょうだい。
狂おしい程に、焦れったい快楽で悶絶させてあげる・・・

特に親指と人差し指の間は
一番大きい膜があり、
この膜で亀頭を包める程である。
親指と人差し指でリングを作り。
そのリングをすぼめたり、拡げたりしながら亀頭の先から、竿を
しごくと女性器に入るよりももっと強いねっとりとした快感が
あるらしい。
また、この膜を亀頭のカリにひっかけるテクニックは
処女膜で亀頭をいたぶられるような、
倒錯的な快感で、一度でも味わった男は絶対病みつきにさせる自信があった。
どんな男根もカンナの魔法の指にかかれば、
意のままに快感を操られ、射精を支配され、ギリギリの快楽を
味合わせられることになるのである。

もはや彼女達の魔性の指技にかけられ、
熱いチーズのようにとろけた肉体は
彼女達の意のままに染め上げられ、
その作業は最終段階にかかろうとしていた。
心も肉体も真っ白に漂白された峰は奴隷色に染め上げられつつある。



玲子とカンナはお互い顔を見合わせると
自分たちの魔手にかかりすっかり堕落した獲物の無惨な姿に
満足し、その成果を無言の笑みでたたえ合った。

ふふふ、すっかりできあがっちゃってるわね・・
もういいかしら、
もういいんじゃない?
そうね、そろそろ、カタにはめてしまいましょうか。
ふふふ、
ふふっ
うふふ、
これで虜よ。


カンナは玲子に目配せした。玲子は携帯電話を取り出すと、
ボタンを操作している。

「峰、少しお返事できる時間をあげるから、聞きなさい。
あなたは私達の奴隷に選ばれたの。快楽のご褒美をもらえる奴隷に。」


もう、私たちのモノ。
もう、私たちの奴隷。あなたは私たちの為にオチンポを運ぶ奴隷よ。

「今からもっといい気持ちにしてあげる。
でもね。それにはもっと調教を受ける必要があるの。
私達からもっともっと、調教を受けられるのよ。
うれしいでしょう。たっぷり調教されて私達から離れられなくなるわ。」

私たちに支配される喜びを教えてあげる。
私たちにいたぶられたくて、たまらなくなるわよ。
心が、身体が求めるようになるの。
奴隷の喜びをたっぷりと仕込んであげる。

「さあ、峰、答えてちょうだい・・」

「もっと、調教を受けたい?」
どうなの?んん?
「ああ、お、お願い。」

ちゃんとお願いしなさい。
「どうするの?」

「私を調教してくださいカンナお姉さま。」

「ふふ・・・いいわ、いらっしゃい快楽奴隷の世界へ。」


じゃ、男殺しの・・・・ふふ、たっぷり堪能してちょうだい!


そのとき、商談室のドアをノックする音が
峰の全身に突き刺さった。




「失礼します。」
ガチャッとドアが開かれた。

斉藤薫が戻ってきたのだ。

峰の意識は斉藤薫によって一瞬にして現実の世界に
引き戻された、
彼女の登場は峰に
ここが会社の商談室であること、
自分が今や二人の美女によって骨抜きにされつつあること、
素っ裸で両手は後ろ手に縛られ、ソファーに寝かされ、
魔性の指に犯されていることを自覚させた。

(は、あああああああ!)
峰は再びパニック状態に
陥り、凍り付きそうだった。
しかし、今も全身を二人に責められ
あまりにも熱く、溶岩のようにドロドロでとろけてしまった
峰を凍り付かすには至らなかった。

ただ、羞恥心と、恐怖、屈辱、精神的苦痛が
魔性の指によってグルグルかき回され、
峰の精神の器に流し込まれ、
精神の器を崩壊寸前にまで
追いつめた。


「あふ、あぁ斉藤君、こ、これには、訳が・・あ、あ、」
斉藤薫の目には異様な光景が
写っているはずである。
自分の会社の商談室で素っ裸で
二人の女性に指で犯されて淫らな声で
喘いでいる上司が呆然自失で
こちらに顔を向けている。





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